「市民要求を実現する会」など 開港9周年で宣伝
2015年02月16日
「廃港も含め市民の意見を聞くべき」
ストップ!神戸空港の会と神戸・市民要求を実現する会は2月16日午前8時から、三宮交通センタービル前で「神戸空港開港9周年」に抗議する宣伝行動を行いました。この宣伝には、日本共産党神戸市会議員団から、森本真、大かわら鈴子、西ただす、赤田かつのり、味口としゆき各議員と、大前まさひろ中央区市政対策委員長、林まさひと西区市政対策委員長らも参加しました。
神戸空港は、スカイマーク社の民事再生法適用など厳しい経営状況から、その存続自体が危ぶまれる状態になっています。議員らは「今こそ、真剣に市民に意見を聞くべき時」「廃港も含めて検討すべき」「廃港し、太陽光パネルを敷き詰めるなどすれば、借金返済のめども立つ」などと訴えました。新年度予算案では、神戸空港の運営費に20億円が、3空港一体運営の調査費として2億円がそれぞれ計上されています。 議員らはこうした点も紹介しながら「空港に使うより、市民の暮らしや福祉、教育にお金を使うべき」「阪神・淡路大震災から20年。震災当時、被災者が避難所で厳しい生活をしているときに、市長は神戸空港建設を発表した。それを、市会の自民党や民主党、公明党が支持してきたことが、今の状況を招いている」などと批判しました。