市民要求395項目の実現を
2011年11月25日
来年度予算編成で市長に要望
日本共産党神戸市会議員団は11月25日、矢田立郎神戸市長に対し「2012年度予算編成にあたっての要望書」(395項目の局別要望と各区要望)を提出しました。
要望書では、福祉や市民サービスを削減する行革路線ではなく、市民の意見に真摯に耳を傾け、高齢者や弱者に冷たい姿勢を改めるという姿勢で予算編成を行うべきだと求めています。
具体的には、中学校給食の早期実施と検討委員会に公募委員を加えること、民間借上げ災害公営住宅からの入居者追い出しをやめ、市営住宅として継続すること、神鉄粟生線存続に努力すること、三菱重工神戸造船所の商船建造の撤退中止を求めることなどを求めています。
申し入れには、松本団長はじめ8人の議員が参加。矢田市長が応対しました。松本団長らは「借上げは継続していただきたい。補助率が3分の2から2分の1になっても、大きな負担にならない。市長の決断を」「保育所の待機児解消に努力を」などと求めました。
矢田市長は「来年度は、税収がかなり落ち込む」「借上げは、かなり無理を言ってつくってもらった。いろんな人のいろんな意見の中での判断」などとこたえました。