市議団と県委員会が市長に 大震災支援対策強化求める
2011年06月08日
日本共産党神戸市会議員団と同兵庫県委員会は8日、矢田立郎神戸市長に対し「東日本大震災への支援強化等を求める要望書」を提出しました。3回目の申し入れです。申し入れには、松本のり子、森本真、山本じゅんじ各議員と花房ふみこ新議員らが参加しました。
要望書では、被災自治体の要望に統一的に対応できる担当部局の設置、社会福祉協議会などが実施していたボランティア派遣バスの復活とそこへの支援、神戸市に来ている避難者への支援策や神戸での生活に関する情報提供などを要求。
また、避難してきている子どもに、学習の進捗度の違いへの対策、高校や大学受験対策などを求めています。
さらに、震災の影響を受けた神戸市内の中小業者にたいする融資条件の緩和や利子補給の実施、神戸市の防災計画の見直し、三菱重工神戸造船所の商船部門撤退の白紙撤回、などを求めています。
応対した川野理危機管理監らは「各部局に要望の趣旨は伝える」などと答えました。