市民アンケートを実施4200人からの回答をいただきました
2017年07月16日
市民アンケートを実施
4200人からの回答をいただきました
日本共産党神戸市会議員団は3月から「市民アンケート」に取り組みました。これまでに約4,200人の方から回答が寄せられています。6月までの段階での中間結果をまとめました。
回答者の性別、年代別、職業など
回答者の性別は、男性が47%、女性が48%、不明が5%となっています。
年代構成は、59歳以下が30.39%で60歳以上が69.44%となっています。また20~30代の若い世代の方から100人以上の回答をいただきました。
職業については、高齢者からの返信が多いことを反映してか「年金生活」が38.99%となっています。また現役で働いておられる方(自営業含む)からも34.55%回答をいただきました。
安倍内閣および久元市政のもとで、あなたの暮らし向きは以前と比べてどうですか?
「悪くなった・やや悪くなった」をあわせると49%と「良くなった・多少良くなった」を足した10%を大きく上まわり、多くの方が悪くなったと感じています。
皆さんのお住まいでも解決してほしい地域課題が山積しているなか、久元市長は三宮駅前再開発を最優先ですすめていますが、どう考えますか?
「地域課題の解決を優先して取り組んでほしい」が77%で「三宮駅前開発を優先ですすめてほしい」の23%を大きく上回りました。多くの方が地域課題の解決を優先にすすめてほしいと考えています。
久元市長は「こどもの医療費をゼロにする」と公約しましたが、4年間に一度も無料化を提案しなかったことを、どう考えますか?
「少し不満・大いに不満」をあわせると69%と不満が「評価する・ある程度評価する」を足した12%を大きく上回り、多くの方が不満と考えています。
雇用の非正規化・低賃金で、「中間層」の疲弊や「格差と貧困」が広がっています。
暮らしや雇用の改善に神戸市政に何が必要と考えますか?
「子育て、教育、福祉など『格差と貧困』の是正につながる予算を増やす」が一番多く、次に「ブラック企業を規制、雇用を正規化する企業を応援する」「地域に身近な商店や町工場の仕事づくりと事業継承を支援する」と続きます。
あなたが神戸市政にのぞむことを選んでください
「無駄な公共事業の削減」が最も多く「国民健康保険料の軽減」「介護保険料・利用料軽減」と続きます。
憲法について
安倍内閣が憲法9条「改定」しようとしていることについて
反対が賛成を大きく上回り、60%の方々が反対しています。半数以上の方が憲法9条を改定することに反対しています。
久元市長は「政治的中立を損なう」として、神戸市が長年おこなってきた憲法集会の「後援」を拒否したことについて
「評価しない」が「評価する」を大きく上回り、45%の方々が評価していません。
中間集計結果から
前回、実施したアンケート結果と同様に若い世代の人からは教育費や保育料の負担軽減など子育て支援の充実。高齢者の人からは、年金・介護・医療費などの福祉の充実、これからの暮らしへの不安を訴える声が多く寄せられています。
自由意見欄には道路や公園の整備。バスの減便など市当局に対応を求めています。地域の方と協力して運動を進めたいと考えています。
また「収入は横ばい、支出は増えている(消費税、社会保険、公共料金)」や市長の公約である子どもの医療費無料化に対しては「公約したのだからきちんと守るべきだと思う」「公約が実現できなかった理由を納得できるよう説明してほしい」などの意見が寄せられています。
日本共産党議員団は、このような意見を議会の質問でも紹介し、皆さんの生活が少しでも良くなるように、全力で頑張る決意です。今後ともご協力いただきますよう、お願い申し上げます。