神戸市は神鋼の姿勢を正せ(環境局:西)
2017年09月24日
決算特別委員会審査から
神戸市は神鋼の姿勢を正せ
環境局審査で西議員
質疑項目
1.神鋼火力発電所の増設について
●CO2の削減
●NOx排出量
●高圧送電線
2.六甲アイランド南計画について
9月7日に開かれた環境局審査で西ただす議員が質疑にたちました。
神戸製鋼火力発電所が新たに計画している3・4号機は、稼働すると既設発電所などと合わせて1482万トンのCO2が発生することになります。これは全神戸市民の総排出量1200万トンを超えるものです。
西議員は、先日神戸市が行った火力発電所の環境影響準備書に係る公聴会で、公述した39人全員が反対意見で「市民がこの計画を認めていないのは明らかだ」と追及しました。
また、全世界的に石炭火力発電所は、続々と廃止がきまっている。神戸市と神鋼が結んでいる環境保全協定からいっても、増設すればNOx排出量の上限値を超えると指摘しました。
西議員:神鋼の提出した計画段階環境配慮書、環境影響評価方法書に神戸市は様々な改善点を指摘しているが、それを受けて提出された神鋼の準備書には神戸市側の意見が反映されていない。
斉藤博之環境局保全部長:市長意見で求めてきた事項に対する見解が十分に示されていない。環境影響審査会で事業者に明確な説明を求めている。