現状の大気汚染物質より増える石炭火力発電所の増設はやめるべき(環境局:林)
2018年10月21日
決算特別委員会審査から
10月2日
現状の大気汚染物質より増える石炭火力発電所の増設はやめるべき
環境局審査で林議員
質疑項目
1.神戸製鋼石炭火力発電所について
2.ごみの収集体制について
3.災害時における事業系ごみの収集について
4.不法投棄への対応について
神戸市は神戸製鋼所と環境保全協定を再締結しました。新環境保全協定では大気汚染物質が旧協定より上限値を下げていますが、(2面図参照①1500→③1457、730→706、250→190)現状の大気汚染物質(右図②)より数値が上がることになります。林まさひと議員は「地元の方々から高炉廃止後、大気がかなり改善されていると聞いている。環境悪化を引き起こす、これ以上の石炭火力発電所の増設はやめるべき」と質しました。
答弁
林環境政策部長:あくまでも上限値だ。実際の排出量は電力需要等により変動すると考えられるが、最大でもこの値以下になるよう管理していただくという数値だ。
林議員:新協定値では窒素酸化物は1457(トン/年)まで増やすことが可能になるという数値だ。神戸製鋼が石炭火力、高炉で行ってきた様々な有害物質の排出量の総量を維持する値だ。