渦森台地域のバス減便は撤回を(交通局:西)
2017年03月19日
予算特別委員会審査から
渦森台地域のバス減便は撤回を
交通局審査で西議員
質疑項目
1.渦森台地域の便数減は撤回を
2.安心・安全な交通環境に責任を
●勤務間インターバル制度の導入
●管理委託先の市バス運転手の待遇改善
3月1日に行われた予算特別委員会交通局審査で、西ただす議員が質疑にたちました。
交通局はこの4月から各地域で市バス路線の便数を大幅に減らす計画をしています。東灘区の渦森台地域では黒字路線まで減便するやり方に地域の住民から撤回を求める陳情が出されました。この地域は高齢化率が高く坂道も多いため、バスが主要な移動交通手段となっています。西議員は岐阜市交通市民会議の例をあげながら、バスの路線や便数は市民といっしょに考えながら決めるべきことだと提案しました。
また、市バスの運転手の勤務と次の日の勤務の間が8時間ほどしかない状況を指摘、「市民に安全・安心の交通環境を保障する上でも大きな問題だ」として、国が勧めている勤務間インターバル(仕事と仕事の時間をなるべく空ける)を取り入れるよう求めました。
答弁ダイジェスト
内藤直樹自動車部長:ラッシュ時の減便は避けて、病院への無料シャトルバスが出ている時間帯の減便なので、影響を与えるような減便でない。
西議員:無料シャトルバスにはいったい何人流れているか調査したのか。
内藤部長:具体的に何人乗っているかの情報は得ていない。
西議員:調査もせず、住民の声も聞かないで減便を押し付けるのは、住民が納得しない。