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三宮再整備という名目で市民の公共施設をつぶすのは止めよ(議案質疑:大前)

2017年12月24日

三宮再整備という名目で市民の公共施設をつぶすのは止めよ
大前議員が議案質疑

神戸市議会定例市会本会議が11月29日に開かれ、日本共産党議員団を代表して大前まさひろ議員が議案質疑に立ち三宮再整備「新中央区総合庁舎」について、久元喜造市長らの見解をただしました。

 

利用者の声を聞いていない
地域密着の会館は存続を

久元市長は三宮再整備という名目で中央区役所、勤労会館をつぶし、バスターミナルを伴う巨大ビルの建設をすすめようとしています。
中央区役所、勤労会館は現市役所3号館跡地に移転、その中に葺合文化センターと生田文化会館の機能を確保した一体的な整備をするとしています。
これは、葺合文化センターと生田文化会館が地域からの事実上の廃止で、あまりにも唐突です。
中央区民からは「そんなこと初めて知った」「会館を利用できなくなるじゃないか」と驚きの声があがっています。
大前議員は「区民不在の区役所移転・会館廃止計画は中止すべき」とただしました。

 

答弁ダイジェスト

長田局長:区庁舎は様々な方が来庁される区民サービスの拠点、利便性の確保は引き続き行うことが重要。十分周知に努め意見も聞いた。
大前議員:区民意見はわずか99件。利用者の声を聞く方法は色々ある。十分、区民の声を聞いたとは言えない。
久元市長:市長選挙で三宮再開発を進める私の支持が圧倒的だった、これが市民の声と理解している。三宮再開発の中止は受け入れられない。
大前議員:選挙で区役所の移転計画について公約に掲げていない。当選を持って信任を得たことにはならない。市民文化都市を目指して文化会館を作ってきた。生田文化会館、生田文化センターのような設立の歴史をふまえず、さらに会館を利用者の声を聞かずに廃止するのは止めるべき。