市民を守る消防出張所の被災は問題(危機管理室:西)
2018年10月14日
決算特別委員会審査から
9月28日
市民を守る消防出張所の被災は問題
危機管理室審査で西議員
質疑項目
1.六甲アイランドの浸水した消防出張所について
2.災害発生時の体制強化について
3.避難所の受入れについて
4.ブロック塀について
台風21号は神戸市に大きな被害をもたらしました。六甲アイランドでは消防署の出張所が浸水し、消防車や救急車が水につかり出動できない事態になりました。住民の命を守るはずの消防署が被災したことは非常に問題です。
西議員は、今回の経験をもとに「地盤面の高いところに移動するなどの対策が必要」と求めました。また被災状況の把握が地域によって差があり、行政の体制の弱さを感じる「これは阪神・淡路大震災以降、市の職員を削減した結果、災害に弱い自治体をつくった」として職員の増員などを求めました。
答弁
鍵本危機管理室長:出張所内で最大70cm浸水した原因については現在議論中。出張所の移転などの意思決定は消防局。消防局での議論を間接的に聞くが移転するような話は聞いていない。
山平危機管理監:職員による避難所への支援や人数、体制については新たな検証課題として検討が始まっている。
西議員:危機管理室は市民の命と安全を守るという立場でもっと各部局へ意見し予算を求めていくべきだ。