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小学校給食の値上げやめよ(教育委員会:大前)

2016年10月30日

決算特別委員会審査から

小学校給食の値上げやめよ
教育委員会審査で大前議員

質疑項目
1.いじめ対策と少人数学級
2.中学校給食
3.小学校給食の値上げ
4.就学援助
5.三宮図書館移転

 

10月4日に開かれた、教育委員会審査で日本共産党の大前まさひろ議員が質疑にたちました。
神戸市の中学校給食は、異物混入・衛生管理基準違反に伴って業者変更を余儀なくされ、このたび大阪市、姫路市のデリバリー給食を実施している業者と加古川市の事業者への委託がきまりました。大阪市は「小学校の給食室等既存施設の活用により、親子方式を中心に自校調理方式を組み合わせた学校調理方式に移行する」としてデリバリー方式を見直すこととしています。姫路市も同様です。
大前議員は、「デリバリー方式では限界があるというのが他都市の結論であるとして、神戸市だけ固執するのをやめ、小学校と同じ給食に変更すべき」と求めました。
9月に開かれた小学校給食・食育推進委員会で給食費が月500円値上げされることが議論されました。昭和60年から4回給食費が改定されていますが、過去最高額の値上げです。
大前議員は「子どもの貧困が社会問題となり、市民の収入と消費が減っている現状で値上げをするべきではない」としました。

答弁:馳川潤也健康教育担当部長は「(中学校給食は)デリバリー方式を前提として、民間事業者の連絡会も立ち上げており、アンケートも実施してよろこばれる給食にしたい」「センター方式は、中長期的な検討課題としたい」と答弁。小学校給食費については「推進会議から意見書が出されると聞いており、望ましい給食内容と費用の在り方、実施時期をまとめたい」と答弁しました。