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神戸でも早く中学校給食を

2011年09月10日

実現する会が統一行動で訴え

「神戸の中学校給食を実現する会」は10日午前11時から、神戸市元町大丸前で早期実施を求める署名・宣伝活動を行いました。
この行動には20人が参加。日本共産党の喜田結県議、山本じゅんじ神戸市議も参加しました。「中学校給食は全国の公立中の81.6%でおこなわれています。給食は食育の大事な柱。神戸でも実施するためぜひ署名を」とよびかけると、買い物客が次々と応じました。
同市垂水区の長野節子さん(62)は、「中1と中2の孫のお弁当を作っていますが、7時から仕事なので3時起き。ぜひ給食をやってほしい」と署名。同じく署名した須磨区の女性(26)=塾講師=も、「働く女性のためにはあった方が絶対いい」ときっぱり話しました。
中央区の松井すみえさん(60)は、「神戸は遅れていますね。朝食を抜いたり、昼はパンだけという中学生が増えているそうですが、栄養を考えると給食が必要ですよね」と話していました。約45分間で103人の署名が集まりました。

保護者の75%が給食を希望

「昼食に関するアンケート」速報

神戸市教育委員会は、この夏に実施した「中学生の食生活と昼食に関するアンケート」結果の速報を発表しました。
速報では、弁当を「ほとんど毎日持参」は95%、「週に1~3日程度」が3.5%、「ほとんど持って行かない」と答えた生徒は0.8%となっています。
また、中学生の昼食について、「学校給食がよい」との答えは、保護者では75.4%、一般市民(1万人アンケート)でも52.5%となっています。
今後について、市教委は「あり方検討会を立ち上げ、検討していく」との考えを示しています。