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栄養配慮した給食こそ

2011年10月04日

教育委員会審査で花房議員が要求

神戸市議会決算特別委員会が4日に開かれ、教育委員会審査が行われました。日本共産党の花房ふみこ議員は、中学校給食、特別支援学校、高校学区拡大、西区の図書館問題などを取り上げました。
中学校給食にたいする永井秀憲教育長の本会議答弁について、花房議員は「食育の観点が欠落した内容だった」と指摘。成長が著しい中学生こそ、栄養に配慮した学校給食が必要と、早期実現を求めました。
質問に対し永井教育長は「食育は通常の授業で十分行っている」「給食の検討にあたっては食育の観点を念頭に置いて検討することは当然のこと。何よりも生徒にとって最良の昼食は何かと考えながら検討していく」などと答えました。
神戸市内の特別支援学校は、どの学校も満杯状態です。こうした中で、神戸市は来年度から、青陽須磨特別支援学校で知肢併置を実施しようとしてます。また、北区の県立神戸特別支援学校でも2013年度から知肢併置が始まる予定です。
花房議員は、計画的に特別支援学校を増設するべきだとして、現在の友生養護学校は存続させるよう要求。また、知肢併置を進める場合、人員増などの対策をとるべきだと求めました。
質問に対し林弘伸指導部長は「今後も児童の増加傾向が続くのか、減少するのか不安定。現在、特別支援学校の在り方検討会で検討してもらっている。神戸市全体のバランスなども含めて、知肢併置という形の学校をつくることが基本」などと答えました。