過密校地域への人口誘導やめよ(教育委員会:味口)
2018年03月25日
予算特別委員会審査から
過密校地域への人口誘導やめよ
3月5日
教育委員会審査で味口議員
味口としゆき議員は過密の「大規模校」について、国が「速やかにその解消を図るよう設置者に対して促している問題」であり、速やかに対応すべきとしました。
雪村新之助教育長は「分校・新設校で過密校対策をしようと思っても、土地の高騰や過密で思うようにできない」と答弁しました。
味口議員は「神戸市は都市空間向上計画で、ニュータウンから過密市街地に居住を誘導しようとしている」「市長は、駅前にマンションを整備することが人口減対策だ」としていると指摘。これでは、市街地は、ますます教育施設用地が確保できなくなり、校区調整して通学補助を増やせば、行政コストが逆にかさみます。教育委員会として、間違った街づくり計画の中止をもとめました。
答弁ダイジェスト
味口議員:学校統廃合した地域で過密校が生まれていることに反省はないのか。
学校計画担当部長:少子化、小規模対策をすすめたもので、問題があったとは考えない。
味口議員:国は、大規模校については速やかな解消を求めている、対策を講じるべきだ。
学校計画担当部長:大規模校は6校あるが、そのうち要注意校2校で対策が必要であるが、それ以外4校は、向こう6年間では対策が必要はない。
味口議員:小規模校の統合だけすすめ、大規模校の課題に光を当てず、対策を講じない神戸市の市政は問題である。