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中学校給食実施、空港の防災対策見直し,請願採択を主張

2012年10月23日

花房ふみこ議員が請願討論

請願討論にたった花房議員は、中学校で完全給食の実施を求める請願、神戸空港の地震・津波想定を根本的に見直すことを求める請願について、いずれも採択を求めました。

中学校給食は、全国の公立中学校での実施率は82%、未実施の自治体でも実施や検討に向けた動きが加速しています。神戸市でも中学校給食を求める声が大きく広がり、署名は6万筆に達しています。

花房議員は、自校調理方式にすれば地元の食材を活用し、地域経済活性策にもつながると指摘。ところが、教育長は文教こども委員会で「自校方式は施設面を考えると現実的ではないと判断している」などと、結論を誘導するような発言をしています。花房議員はこうした態度を批判し、自校方式についても活発な議論がおこなわれるべきだとしました。

また、国の学校給食の実施基準でも全員喫食ということが位置付けられています。兵庫県教育委員会も、全員喫食が望ましいと、神戸市をはじめ県下の市町に求めています。花房議員はこうした点をあげて、「完全給食」の実施と「全員喫食」、自校方式等を求めるのは当然だとして採択を求めました。

東日本大震災での地盤の液状化被害は、地震動の最大振幅のみならず、振動継続時間にも強く支配されることが分かりました。花房議員は、内閣府が、推計を超えることもあり得るとしていることを指摘。請願者が、神戸空港へのアクセスも含め、神戸空港の地震・津波被害想定を抜本的に見直すことを求めるのは当然だとして、採択を求めました。