地域交通も整備を(市民参画局)
2013年09月17日
市民参画局審査で赤田議員
神戸市議会決算特別委員会の市民参画局審査が9月17日に開かれ、日本共産党の赤田かつのり議員が、旧ジョネス邸保存問題、地域交通対策、市民相談、DV対策などを取り上げました。
旧ジョネス邸は垂水区塩屋にある和洋折衷の建物。兵庫県の近代住宅100選にも選ばれています。開発業者が買い上げ、10階建てマンションを建設する計画が進んでいます。地域住民を中心に保存運動がひろがり合同会社を設立し、幅広く出資や寄付を呼びかけています。
赤田議員はこうした住民の取り組みを紹介すると共に、神戸市として可能な限りの支援をすべきだと求めました。
日本共産党市議団が行ったアンケートには、坂道の多い垂水区できめ細かいバス路線などを求める声が多数寄せられています。赤田議員は、高齢化社会が進む中、小型バスやデマンドタクシーなども含めた移動手段を拡充するため、関係局と連携して具体化を図るよう求めました。また、DV対策については、被害者に対する経済的支援と共に加害者対策を強化するよう求めました。
質問に対し大谷幸正局長らは「(旧ジョネス邸)個別に対応できることについては協力を惜しまない」「引き続き、どんな協力ができるか、皆さんの意見を聞きながら検討したい」「(地域交通)地域住民の主体的な取り組みで実現できるもの」「(DV対策)加害者対策は、いろいろ検討されている」などと答えました。
赤田議員は、DV加害者対策について早急に具体化するよう、強く求めました。