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海上アクセス即時中止 請願採択を

2012年03月29日

請願討論で花房議員

請願討論に立った花房ふみこ議員は、現行の保育所最低基準を守り向上させる条例の制定を求める請願、神戸空港の開港が、震災からの復興にどのような役割を果たしてきたのか、具体的な数字を挙げて示すことを求める請願、港湾事業会計に特別損失を生じさせた責任の所在を明らかにし、市民に謝罪するとともに、海上アクセスの運航を直ちに中止し、清算することを求める請願について、それぞれ採択すべきだと求めました。
保育所の最低基準については、自治体が条例で定めることになりました。花房議員は「現行の最低基準の水準を向上させる中身で条例制定すべき」として、採択を求めました。
神戸空港は震災直後、まだ被災者が避難所で苦しい生活を送っているときに、建設が打ち出されました。神戸市は「神戸空港ニュース」などで「市民所得・雇用」「福祉・教育・文化」「観光産業・地場産業」が向上するかのように宣伝。しかし、「空港による経済効果について積算するのは難しい」などとしか答えていません。
市民の反対を押し切って再開した海上アクセスは、累積赤字を増加させ、今回、158億円もの債権を放棄し、市民に負担を押しつけようとしています。さらに、「必要な都市装置」であるとして運航を継続するとしています。
花房議員は、本体の海運事業で黒字になる見込みのない海上アクセスは、即時中止すべきとして、採択を求めました。