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オールドタウン化対策強化を

2012年10月03日

みなと総局で赤田議員

決算特別委員会のみなと総局審査は10月3日におこなわれ、日本共産党の赤田かつのり議員が、ニュータウン対策になどついて質問しました。

神戸市には、北須磨や西神ニュータウンなど、市が開発した団地があります。しかし、その多くが入居から30年以上経過し、団地内施設の老朽化や入居者の高齢化が急速にすすむなど、ニュータウン独自の問題が顕在化しています。

しかし、開発を担当した新都市整備事業会計は、ニュータウンへの再整備はほとんどおこなわれず、神戸空港の赤字の穴埋めや、95%が売れ残っている空港島建設の借金返済のたてかえなどに数百億円も投じるなどしています。

赤田議員は、神戸空港への支援は中止し、本来の事業である開発団地の活性化やオールドタウン化対策など、市民生活を向上させるために、予算を使うべきだと求めました。

答弁:豊田巖担当局長らは「これまでもオールドタウン化対策に取り組んでいるが、今後も、みなと総局として中心的役割は果たしていきたい」「神戸空港に対しては一時的な貸付であり問題ない」などと答えました。

赤田議員はこの他、海上アクセスの運行中止、津波への防災対策強化などを求めました。