新人議員委員会で初質問
2015年06月26日
朝倉議員が企業建設委員会で
朝倉えつ子議員は、6月26日に開かれた企業建設委員会で新神戸トンネルの排気塔に設置されていた大気測定器が撤去された問題、市バスの乗り継ぎ問題などを取り上げました。
新神戸トンネルは12年10月、神戸市道路公社から阪神高速道路に移管されました。地域住民と道路公社との協定書でトンネル排気塔の二軒茶屋観測局が設置されていましたが、移管後、住民への説明がないまま撤去されています。
朝倉議員は「北区長も立ち会って協定書が結ばれている。阪神高速が勝手に撤去できるのか」と指摘。是正措置などの対応を求めるべきだと迫りました。
質問に対し油井洋明道路部長は「公社には指導したい。阪神高速にも地元との和解がすすむよう話をしたい」などと答えました。
交通局審査で、市バス路線の再編から1年が経過した問題を取り上げました。北区ひよどり台を走る路線のうち123系統は廃止され、神戸駅行きは1日10本以上が減便されています。17系統は昼間短縮され、乗継といっても150系統はすでに阪急に路線移譲されており、乗り継ぎ割引の対象となっていません。
朝倉議員は、地域住民からの声を紹介しながら「なかなか座れない状況になっている」として、利用者の声を聞くなど調査するよう求めました。また、150系統が阪急に移譲されて3年が経過しますが、利用者からは「運賃の値上げや減便があるのでは」という不安の声が出されています。
朝倉議員はこうした声を紹介し、市が責任を持って対策をとるよう求めました。
質問に対し野々下恵介自動車部長は「阪急の経営判断」「(短路について)打つべき手は打った。もどす考えはない」などと答えました。