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水道料金は引下げで議論を(水道局:金沢)

2015年10月25日

水道局審査で金沢議員

神戸市議会決算特別委員会の水道局審査が10月5日に開かれ、日本共産党の金沢はるみ議員が質問に立ちました。
現在、神戸市の上下水道審議会とその専門分科会で水道料金の見直しも含め、次期水道ビジョン(2020年度までの計画)が検討されています。そこでは、基本水量の見直しで少量利用者へ配慮するとともに、水道施設の固定費を基本料金へ負担させることが議論されています。
金沢議員は「専門部会のなかで、神戸市は京都市と松江市の例を出して検討しているが、いずれの自治体も料金値上げで市民負担が増えている」として、市民の暮らしが一層厳しくなっている状況を踏まえ、水道料金は引き下げる方向で議論すべきと求めました。
金沢議員は、千刈ダムの治水活用と、ダムの上の斜面が崩落し閉鎖されている太陽と緑の道の復旧について、兵庫県や地元と協議をすすめ早急に行うよう求めました。

答弁:質問に対し見通孝水道局長らは「(水道料金)固定費の回収は、従量料金(使用料に見合って加算される額)でおこなっているが、この収入が減っている。政府が示したビジョンで、固定費を基本料金の中でまかなうことが打ち出されている。京都の例で説明したが、十分議論して決定したわけではない」「(千刈ダムの治水活用)建設費と維持管理費、放水ゲートの操作は、兵庫県が負担するとの回答を得たが、水質上の問題がクリアされていないので引き続き県に求めていきたい」「(太陽と緑の道)地元との約束で設置したものだが、通行止めのあと専門家による調査をしたが、安全性を確約できない。落石のある区間の代替ルートの検討を地権者を交えてすすめている」などと答弁しました。