合わせて神戸市への要求実現へ
2011年09月25日
「市民要求を実現する会」を結成
市民のいのちとくらしを守る神戸市政にと9月25日、長田区の新長田勤労市民センターで「要求実現をめざす市民集会」がひらかれ、220人が参加しました。
集会では、津川知久兵庫労連議長が開会あいさつ。二宮厚美神戸大学教授が「社会保障・税一体改革と自治体」と題して記念講演しました。
「矢田神戸市政10年の評価と課題」について、日本共産党の山本じゅんじ神戸市議が報告。神戸市が、「行政改革」を口実に、市民サービスや福祉を削りながら、一方でムダ遣いを続けてきた実態を告発しました。
北島隆兵庫労連事務局次長が「神戸・市民要求を実現する会の設立と今後の活動」について報告。北島氏は、各団体の神戸市に対する要求運動や、09年秋の市長選挙に向けて、市民組織の連帯と協同がひろがるなか、それぞれの運動を束ね、神戸市政に対する要求実現を掲げる恒常的な共同組織を求める声が高まり、本日の「実現する会」の結成に至ったと経過を報告。今後、市民要求実現の運動を共同で進めること、神戸市政についての調査、研究を行うことなどを提起しました。
神戸市への要望書の内容を、森口眞良社会保障推進協議会神戸市協議会議長が提案・説明しました。閉会あいさつにたった村上健次兵商連神戸市協議長は「息の長い運動として、力を合わせて取り組んでいこう」と呼びかけました。