過密を生む学校統廃合やめよ(教育委員会:今井)
2017年04月02日
予算特別委員会審査から
過密を生む学校統廃合やめよ
教育委員会審査で今井議員
質疑項目
1.子どもの貧困調査と対策について
2.小学校給食費の値上げについて
3.就学援助について
4.高校生奨学金について
5.小中学校の統廃合について
3月7日の神戸市議会予算特別委員会・教育委員会審査で今井まさこ議員が質疑しました。神戸市は「学校園のあり方懇話会報告」に基づき、小学校で11学級以下となる、中学校で8学級以下となる学校の統廃合をすすめています。一方で、統廃合をおこなった中央区のこうべ小学校や、須磨区のだいち小学校では仮設のプレハブ校舎ができるなど過密学校となっています。
今井議員は、安易な統廃合で詰め込み学校をつくるのではなく、児童数が減少するなら35人や30人など少人数学級を導入してゆとりある学校づくりを求めました。
答弁ダイジェスト
今井議員:神戸市全体は出生数を現状維持する目標を掲げているのに、教育委員会は子ども減少を基準にしているのは矛盾があるのではないか。
岡本光太郎担当部長:人口だけでなく、クラス替えなど学校運営ができないなどあるところなど、個々のケースで統合している。
今井議員:一度学校をつぶすと、用地確保など建設するのが難しくなる。須磨区の大地小学校では30教室の半分が仮設校舎になっている。安易な統廃合は中止すべきだ。