ペンダント方式の復活を
2015年03月03日
消防局で花房議員
神戸市議会予算特別委員会の消防局審査が3月3日におこなわれ、日本共産党の花房ふみ子議員が質問に立ちました。花房議員は、ケアライン119、防災対策、消防力の整備、須磨消防署の建て替え、救助資材の拡充問題などを取り上げました。
ケアライン119は一人暮らしの高齢者が安心して暮らすための施策。以前はペンダント方式で実施されていましたが、今はなくなっています。ペンダント方式は、高齢者にとってはいつでもどこでも安心して使えるものでした。突然、気分が悪くなった時など、すぐに助けを呼びたくても電話までいけない、という事例もあります。
花房議員は「携帯は、どこからかかっているのかもわからない。携帯を持っていない高齢者もある。ペンダント方式のほうが優位性がある」として、ペンダント方式の再開を求めました。
◇ 答弁:質問に対し、岡田勇消防局長らは「ペンダント方式は、設置できる数に限りがある。工事業者が必要で、利用するのに負担がいった。こうした課題を解決して、より多くの方に設置していただくように、ワンタッチダイヤルを活用してペンダントとほぼ同じように活用していただいている。今後とも一般電話方式で継続していきたい」などと答えました。
◇ 花房議員は、保健福祉局など福祉を担当する部局とも協議し、検討するよう再度求めました。