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三宮勤労会館等の移転に反対を

2015年03月02日

市民参画局審査で大かわら議員

 神戸市予算特別委員会の市民参画局審査が3月2日にひらかれ、日本共産党の大かわら鈴子議員が質問に立ちました。大かわら議員は、三宮再開発にともなう中央区役所・勤労会館移転検討の動きや、西区西神出張所の分庁舎化、最低賃金以下のシルバー人材センターの配分金改善、DV被害者支援問題などを取り上げました。

三宮再開発にかかわる「都心の将来ビジョン」「三宮周辺地区再整備基本構想」が検討されているさなか、久元市長が、記者会見で突然、「三宮の再開発を進めていくためには、タネ地(空き地)をつくっていかなければならない」「そこで行政施設の集約が出来ないか」などとのべ、移転対象施設として、中央区役所、三宮勤労会館、市役所2号館、3号館をあげ、検討を始めると発表しました。

中央区役所は、三宮勤労会館や保健センター、図書館、青少年会館が合築されており、多くの市民が利用しています。毎年、予算をかけて施設の改善・改修もおこなわれています。大かわら議員はこうした点を指摘し「三宮再整備の空き地確保のために、移転させるなど本末転倒」と批判、市民参画推進局として反対するよう求めました。

◇ 答弁:大谷幸正市民参画推進局長は「局として、(区役所は勤労会館は)継続的、安定的な行政サービスの提供確保が重要であり、全市的な動向を見極めつつ、市民にひきつづき安心して施設を利用していただけるよう、努めていきたい」「庁内議論の中で、市民サービスを提供するという立場で議論したい」などと答えました。