市議団の活動
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日本共産党神戸市議団は13日、神戸市長に新型コロナウイルス感染拡大防止の医療体制強化を求める緊急申し入れをしました。
申し入れでは、神戸市の「対応方針第6弾」発表後も感染者が増大し、医療従事者のマスク、ガウン、ゴーグルなどがひっ迫するなか、医療機関が地域医療を守るために奮闘していることを強調。地域医療を守りながら感染者を低減させるために、▽医療機関にマスクやガウン、ゴーグルなど感染防止・防護用具や衛生材料を早急に確保する▽風評被害を起させない対策を早急に行う▽医師の判断で直ちにPCR検査が行われるようにし、感染が疑われる患者は完全感染防止ができる施設で集中的に対応し、一般医療に支障が出ないようにする―ことを要望しました。
森本真、朝倉越子、今井正子の各市議が申し入れました。
神戸市長 久元 喜造 様
健康局長 小原 一徳 様
新型コロナウイルス感染拡大防止の医療体制強化を求める緊急申し入れ
2020年4月13日
日本共産党神戸市会議員団
団長 森本 真
神戸市は4月8日、「新型コロナウイルス感染症対策における神戸市の対応方針第6弾~政府による緊急事態宣言発令を受けて~」を発表し、「新型コロナウイルス感染症対策 最優先宣言」をおこないました。
しかしながら、神戸市内をはじめ全国的規模で感染者数は日々増大し、感染指定病院をはじめ病院での「院内感染」が全国的に広がっています。
各医療機関では、医療従事者が、マスク、ガウン、ゴーグルなどが逼迫するなかで、決死のコロナ対策をはじめ、急病や地域医療を守るために奮闘しています。
つきましては、地域医療を守りながら、コロナ感染を低減させるために、神戸市におかれまして、 以下の項目について緊急に取り組まれるよう要望いたします。
(1)院内感染を防ぐために、感染指定医療機関のみならず、各医療機関にマスクやガウン、ゴーグルなど感染防止防護関連用具や衛生材料の確保などを早急におこなうこと。
(2)風評被害によって医療従事者が不要なストレスに悩まされたり、医療機関が本来の 役割を果たせなくなることは地域医療に大きな影響を与えることになるので、風評被害をおこさない対策を早急におこなうこと。
(3)PCR検査については、医師の判断でおこなえることされているが、実際には、保健所からの「CT検査」など完全防御の体制がとれないもとで検査指示が出されている。医師の判断で、即PCR検査がおこなわれるようにすること。また、感染疑いの患者については、医師会などと相談し、完全感染防止ができる施設で集中的におこない、一般医療に支障がでないようにすること。