議会報告
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決算特別委員会危機管理室審査が10月3日におこなわれ、西ただす議員が質問にたちました。
質疑項目
1.県の高潮想定への対応について
2.災害時の対応について
兵庫県は「想定し得る最大規模の高潮」が神戸市内で起こった場合の浸水想定区域図を9月に発表しました。これによると南海トラフ地震での津波想定の2.4倍の地域が浸水することになりますが、神戸市は南海トラフクラスに対応できるハード整備が今年度中に完成するということで、ハード面の強化は考えていません。西議員は「東灘区では2号線手前の内陸部まで水が迫り、昨年の台風21号を体験した住民から不安の声が上がっている。市として新たな高潮・津波に対するハード面の対策をするべき」と質しました。
答弁ダイジェスト
西議員:六甲アイランドの消防署出張所は、港湾局が南海トラフにも対応できるよう整備してきたが、昨年の台風では浸かってしまった。県は高潮対策10ヵ年計画を出されている。神戸市も今後の被害軽減を考えて年次計画をたてるべき。
山平危機管理監:高潮対策委員会で議論いただいて、基本方針を踏まえて六甲アイランド、ポートアイランドなどで埠頭用地のかさ上げ、雨水排水の逆流対策などを令和2年度までに完了する予定で着実にすすめていると港湾局から聞いている。