議会報告

  • 2022年10月18日
    予算・決算

    決算特別委員会から③

    9月30日
    神戸空港国際化 過大な需要予測に基づく莫大な投資やめよ
    港湾局審査で大かわら議員

    質疑項目
    1.神戸空港の国際線就航について
    2.海上コンテナ車の山麓バイパスへの迂回について

     関西3空港懇談会では神戸空港の国内線発着枠の拡大、そして2030年には国際線就航を目指すことが合意されました。市長は本会議で、新たなターミナルなどの整備をおこない、2025年の大阪万博に間に合うように急ピッチで進めると表明しました。しかし、どの程度の規模と金額の事業になるのかなど具体的な内容が一切示されていません。大かわら議員は「整備ありきで具体的な内容を示されないのでは到底市民の納得が得られない」と指摘し、事業化は認められないと質しました。

    答弁ダイジェスト

     大かわら議員:空港本体と周辺整備を合わせるとかなりの事業費になるのではと危惧する。どの程度の市の負担を想定しているのか。
     長谷川局長:市の責任で費用負担する考えに変わりない。事業費やスキームは調整中だ。
     大かわら議員:神戸空港は関空と伊丹を補完する位置づけだ。裏付けのない需要予測で莫大な投資は危険だ。
     長谷川局長:需要予測は、過去の予測と同様の手法だ。政府が示す最新の社会経済指標に基づいて予測されたものだ。
     大かわら議員:過去も同じ手法であるなら、なおさら危険だ。開港当初の予測は達成できていない。空港整備にとどまらず、周辺整備なども次々に出されている。多額の負債を増やして市民生活に影響がでるようなことは決してあってはならない。


    9月30日
    地域公共交通を強化し、敬老パスをより良いものに!
    都市局審査で林議員

    質疑項目
    1.三宮再開発、2号館について
    2.西神中央駅前リノベーション事業について
    3.西区役所の利便性について
    4.狩場台や春日台の商業施設のリニューアルについて
    5.地域公共交通政策について
    6.新長田駅バスロータリーについて
       ――― 森本真議員

     神戸市で生活する市民の居住権や移動の自由を守るためには地域公共交通は重要です。これを保証し、提供していくのが本来地方自治体の仕事です。市議団は西北神地域の住民の重要な移動手段である神戸電鉄へ敬老パスを適用するよう市民の声をもとに求めてきました。その声に押され、苦肉の代替策として神鉄シーパスワンが始まりました。シーパスワンはこれまで多くの市民に利用されてきました。いま必要なのはさらに利用を促進するため、敬老パスを神戸電鉄へも広げることではないかと求める林議員に対し、当局は「有識者会議などで鉄軌道に適応するのは現実的ではないといわれている。ICパスで高齢者の利用促進をめざす」と後ろ向きです。林議員は「名古屋市でこの2月から敬老パスを鉄道に適応して実施している。現実的でないという考えは乗り越え、実施すべき」と質しました。

    答弁ダイジェスト

     白井部長:敬老パスについては、関係部局の判断となるが、ご指摘のことについては各部局に伝える。
     林議員:パスの利用で市場商店街の活性化にも繋がる、神戸電鉄の活性化のお立場からも努力すべきだ。


    10月3日
    通学路の安全対策は早急に改善を
    危機管理室・消防局審査で西議員

    質疑項目
    消防局 ―――――――――
    1.コロナなど過密労働問題とあわせた職員増について
    2.コロナから職員と家族を守る対策について
    危機管理室 ―――――――
    1.水害対応について
    2.通学路の安全対策について

     学校の通学路の危険個所は、危機管理室が、教育委員会、建設局と協力しながら安全対策に取り組んでいます。ところが学校から毎年危険個所の要望が出されても十分対応できていないのが現状です。西議員は、「東灘区の小学校でヒアリングした際、毎年3ヵ所ぐらい改善を求めているが、解決するのは1ヵ所程度と言われていた」と指摘。児童・生徒の安全を考えるなら、より多くの問題個所を解決できるよう、通学路交通安全推進会議の場なども利用して早急に改善するよう求めました。
     また消防局審査では、救急隊がコロナ禍の中、業務もひっ迫し、精神的な負担を抱えながら活動されているとして、救急隊を増隊してコロナ第8波に備えるよう求めました。

    答弁ダイジェスト

     西議員:何年か前、15ヵ所信号機を設置してほしいという要望があったが、1ヵ所しかできなかったと聞いた。信号機などは命や安全にかかわるもの、これも予算いっぱいで進められないのか。
     筒井危機管理監:様々な地域的な状況や交通、道路の状況など、総合的に判断された結果だと思う。
     西議員:信号というのは必要だから求めているものだ。
     消防局も危機管理室も住民の命・安全を守る観点から非常に大事な局。予算がないからできないというのは問題だ。必要なものを求めていくという強い姿勢で進めてほしい。


    10月3日
    物価高騰で苦しむ中小業者への直接支援を今すぐ!
    経済観光局審査で味口議員

    質疑項目
    1.統一協会問題について
    2.原油・物価高騰に対する市独自支援について
    3.コロナ融資の信用保証料の補助について

     神戸の経済の土台を支えてきた中小企業が、コロナ危機と物価高騰により、深刻な状況となっています。原材料価格の高騰や急激な円安進行を背景に10月から様々な商品、サービスの価格があがっています。しかし、経済観光局が打ち出した政策は、農業生産資材の高騰緊急対策支援のみとなっています。味口議員は、経済観光局として物価高騰で苦しむ中小業者への支援制度をつくり、全ての市内業者の営業とくらしをまもるべきと質しました。

    答弁ダイジェスト

     瀬合副局長:日本銀行の発表では、基調は持ち直しているが、原油原材料価格の高騰などで、一進一退という状況だ。
     味口議員:そんな生易しい状況ではない。農業者だけではなく、全ての事業者が困っている。間接的な支援では意味がない。加西市や加東市だけでなく福崎町などの小さな市でも、原油物価高騰支援策を直接市独自でおこなっている。なぜ市長に強く求めないのか。
     大畑局長:我々も今すぐ全てが解決するとは考えていない。国県の施策を見ながら有効策を検討していく。
     味口議員:神戸市が見るのは国県の動向ではない。街の事業者や市民の皆さんの実態を見るべきだ。

     

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