議会報告

  • 2024年04月02日
    本会議

    市民のいのち・暮らしに最優先の市政へ

     3月26日に神戸市議会本会議がひらかれ、日本共産党神戸市議団の朝倉えつ子議員が一般質問をおこないました。

    質疑項目
    1.済生会兵庫県病院と三田市民病院との統廃合について
    2.困難を抱える女性への支援について
    3.ひよどり台2丁目の大型車両侵入問題について
    4.障がい者権利条約に基づく支援施策について

     北神地域の神戸市民と三田市民の不安の声を無視して、済生会兵庫県病院と三田市民病院の統合移転を進める計画に反対する声が強まり、これまでも市民から2万5000筆を超える署名が議会や市長あてに提出されています。「病院統合移転は白紙撤回」の選挙公約を覆した三田市長に対しては、議会で問責決議が挙がり、リコール運動を進める市民集会も開かれ、3月議会には不信任決議案が出されました。神戸市も三田市も「それぞれの病院を残し、いのちを守れ!」と言う世論と運動は、いまだ弱まることはありません。朝倉議員は「市長の態度がコロコロ変わるような三田市との連携では、済生会兵庫県病院も市民の命も守れない」と指摘し、北区と三田市の民意を真摯に受け止め、統合移転は中止すべきと質しました。

     

    答弁ダイジェスト
     朝倉議員:三田市は2026年度に三田市民病院の指定管理を済生会兵庫県病院に指定する方針を示している。そうであれば医師・看護師不足を加速させ、今後診療科を(両病院で)分けることにもなれば、ますます病院に通いにくくなり混乱するのではないか。
     小原副市長:指定管理については内容を把握していないので答えようがない。
     朝倉議員:整備予定地が以前検討していた地域と異なっているが、それを丁寧に住民に説明した地域もあれば、資料を配布しただけの地域もある。計画が変わっても市民に説明しないのか。
     小原副市長:整備区域を横型から縦型に変更する。地元とは協議をおこなった。
     朝倉議員:市民にも議会にも知らせずに進めることは絶対に許されない。統合移転するなというのが北区の神戸市民と三田市民の民意だ。病院が遠くなり通えなくなると困っている市民を置き去りにし、統合移転ありきで進める計画は中止すべきだ。


    地域巡回で状況把握し、困難を抱える女性への支援強化を

     22年に国で成立した困難な問題を抱える女性への支援に関する法律が、24年4月に施行されます。「未成年の若年女性に対する広域的な情報共有や連携」「アウトリーチによる伴走型支援」という国の基本方針に基づき、都道府県で計画が策定されます。市町村は努力義務となっていますが、大阪市では、すでに昨年から有識者会議を3回開催し、計画案の市民意見募集が実施されました。朝倉議員は、相談窓口へたどり着けない困難を抱える女性の状況を把握するために、神戸市でも国の方針に基づいて計画を策定し、地域巡回などに踏み出すべきと求めました。

     

    答弁ダイジェスト
     小原副市長:各区に女性相談職員を配置して対応している。兵庫県警によると、大阪の「グリ下」や新宿の「トー横」のように多くの女性がたむろしている所はなく、夜間の見回りでも家出や帰る家がないケースはほとんどない。必要となった場合は、こども家庭センターに繋ぐ。神戸市の基本計画は策定の要否も含めて検討している。
     朝倉議員:民間団体の方からは、(困難女性には)生い立ちや家庭崩壊、性的被害など、様々な背景があり、本人から相談に来る人はほとんどいないと聞いている。そのような相談窓口に来れない人をアウトリーチして支援の輪を広げていくのが今回の法の趣旨だ。計画策定のためにも民間団体と一緒に地域巡回し、行政として状況把握に努め、行き場のない女性が支援に繋がれるように体制を強化すべきだ。


    ひよどり台2丁目大型車両侵入問題
    周辺住民の安全確保のため早急に解決を!

     

     北区ひよどり台と須磨区東白川台と隣接する市街化調整区域に、複数事業者の駐車場や資材置き場があり、大型ダンプ、軽トラックなど300台もの車両が、朝から夕まで、住宅地の中を通り出入りしています。周辺住民の方からは騒音による苦情や、トラックによる被害などがあり、安全が担保されないと声が上がっています。市街化調整区域は、駐車場や資材置き場などは可能とされていますが、プレハブの建物がいくつも建てられ、事業者の看板や、鉄筋を加工するような大型の機械も置かれています。朝倉議員は、市として毅然とした対応で、法に基づいて適正かつ早急に解決するよう求めました。

     

    答弁ダイジェスト
     今西副市長:1996年頃から現地調査をおこない、指導や法的な監督処分受託命令等も出している。
     朝倉議員:命令も出しているのに撤去できないのはなぜか。
     今西副市長:撤去をおこなうには、行政代執行や刑事告発という手続きの段階に移行する必要がある。弁護士や法律の専門家とも相談したい。
     朝倉議員:もう代執行を進める時期だ。市が長い間放置してきたのが原因だという声が住民の方からあがっている。早急に解決すべきだ。

ページの先頭へ戻る