議会報告
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神戸市議会本会が5月24日にひらかれ、日本共産党神戸市会議員団を代表して朝倉えつ子議員が委員長報告に反対し討論をおこないました。
2017年7月に当時21歳の派遣職員が市役所旧3号館設備点検をおこなっていた際に転落し、下半身不随の障害を負ったことに対し、神戸市や設備点検会社等に損害賠償を求める裁判を起こしました。当議案は、5月10日に言い渡された神戸地裁の損害賠償を命じる判決を不服として、神戸市が控訴しようとするものです。
朝倉議員は「通常有すべき安全性を欠いていた神戸市の瑕疵(瑕疵)は明白。判決文は、庁舎点検業務を民間委託し、作業員の安全配慮義務まで丸投げし、資格を有しない日雇い派遣労働者に責任を押し付けようとする神戸市の姿勢を問題にしている。本判決は民間委託によって公的責任を曖昧にする神戸市の根本姿勢を厳しく指摘している」と述べ、控訴は断念し判決に基づいて損害賠償をすべきと求めました。
*討論の全文はこちらからご覧いただけます。
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