議会報告

  • 2025年03月24日
    本会議

    市民と議会軽視するトップダウンの王子公園売却許すな!

     3月19日に神戸市会本会議がひらかれ、日本共産党神戸市会議員団の西ただす議員が議案質疑に登壇しました。

    質疑項目
    1.王子公園再整備事業委託契約締結について

     この議案は、王子公園の再整備にあたり156億円で事業者と契約をしようとするものです。今回の再整備計画は、「大学誘致ありきではなく、王子公園や動物園をよりよくしてほしい」という多くの市民の声にまったく応えない内容となっています。西議員は「これだけの巨費を投じる事業でありながら、(応札には)1者のみしか手はあがらず、比較・検討することもできないもとで契約を結ぶことは問題だ」と指摘し、市民の生活の一部となっている王子公園を、大学の儲けのために切り刻み、切り売りするような計画は撤回すべきと求めました。

     

    答弁ダイジェスト

    久元市長:応募は1者だったが、選定委員会では基準を上回る評価だった。適切に事業者を選定できた。
    西議員:西市民病院の建て替えは、1者では競争性が働かないなどの理由で入札を見送ったではないか。
    今西副市長:設備事業者の確保と物価高騰が課題だ。病院は大規模な設備を有するが王子公園では比較的設備の割合が低い。西市民病院とは事情が違う。
    西議員:市民にとって大切な施設であり、その質を担保するという考えは同じだ。事業者の落札は2月5日だったが、事業内容が公表されたのは3月14日の市長会見だった。40日間もの間、議会にも市民にも知らせなかったが、隠して進めていたと言われても仕方がないのではないか。
    今西副市長:学識経験者との調整に時間を要した。
    西議員:入札説明書では2025年5月議会の議決を経て本契約としていた。その日程も勝手に変え、しかも40日間公表を先延ばしにして市民の陳情・請願権を奪い、総括質疑の翌日に事業内容を明らかにするのは不誠実だ。
    今西副市長:不誠実とは全く思わない。早く事業が執行できるので、良かったと思っている。私たちは努力している。
    西議員:代表質疑や予算特別委員会では我が会派だけでなく他会派も質疑したが、実際には事業内容はもう決定していた。この議論は一体何だったのか。
    小松建設局長:仮契約は3月4日におこなったが、審議を経て本契約に至るので手続きは妥当だ。
    西議員:入札説明書では、2月に落札と公表を一緒におこなうとなっていた。しかし、公表を3月14日まで遅らせ、公表する前(3月4日)に仮契約まで締結するのは議会軽視だ。
     また、市長会見でも「反対しているのは極めて一部の人」と決めつけている。9万人以上の署名を前にこのような見識が許されるのか。
    久元市長:市民を代表する議会で、進めるべきという論議が大勢だ。市民の支持をいただいて進めることができていると感じている。
    西議員:理解は進んでいないから反対の声は引き続き起こっている。市長は、反対している人は「王子公園に対していっさい手を付けてはいけない」としていると発言もあった。事実を歪めるものだ。
    今西副市長:大学誘致を前提とした王子公園の整備に手をつけるなという趣旨だ。
    西議員:市長は自分の考えが通らないと市民の要望をねじ曲げ、多くの市民の声を一部の反対とレッテル張りをしている。市長はかつて「ノスタルジーに浸っているわけにはいかない」と言われたが、署名した市民はノスタルジーで頑張ってきたわけではない。市民が体を動かし、日常的に愛着を持って使っていた王子公園を、大学誘致のために切り売りするような計画は撤回すべきだ。

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